Color Inkは、アメリカ・ウィスコンシン州サセックスで1970年代にデザインスタジオから始まり、1984年に設立された印刷会社です。34年の歴史があり、古くから家族で経営していた農地に、1,000平米の施設を保有しています。単なる商業印刷にとどまらず顧客のブランドを強化するような提案やパッケージ印刷をメインに行っています。インプレミアIS29の導入により、今までとまったく違う生産方法を確立しました。結果として仕事は膨大に増えており、今後も成長を続けられると感じています。
どの市場でいかに戦うかを決める重要な投資だった
デジタル印刷機は、作業をより効率的に進められ、無駄を最小限に抑え、様々な印刷の可能性をお客様に提供できます。私たちが将来の道を決めるうえで、お客様の要望がとても重要な原動力となりました。第一には、「より高い価値を提供してほしい」ということ。そしてもう一つの原動力は、多くの仕事が劇的に少部数になったと気づいたことです。この部数の変化は、どのように製品を生産するかを見直すきっかけになりました。長らく枚葉オフセット印刷機で生産してきましたが、ここ数年では多くの仕事をワイドフォーマット、カットシート、インクジェットのデジタル生産に移行してきており、KOMORI機はその重要な位置にいます。インプレミアIS29の印刷サイズは、店舗でよく使用される立て看板用の22×28インチの印刷にベストマッチしており、そういった特定の仕事を、より一層効率的に生産できるようになりました。
今までとまったく違う生産方法を確立
インプレミアIS29は、UVインキを使っているので、印刷後の乾燥時間がなく、耐久性があり、両面印刷では給紙するだけで完成品が出てきます。インプレミアIS29によって、市場に提供できる商品の幅が広がり、競合にさらなる差をつけることができるようになりました。大部分を占める小売業界のサイネージに加えて、パッケージを試作する仕事も増えています。パッケージ分野はインプレミアIS29が活躍できる巨大な市場です。
量産に入る前に1,000部未満のパッケージの試作を希望するお客様も多くいますが、試作品をオフセット印刷で生産するのは最適とはいえません。インプレミアIS29での生産が適しています。
また、インプレミアIS29の最も素晴らしい点はその汎用性だと思います。実際に、プラスチック原反への適性で、より広い範囲の仕事でさらなる競争力を得られました。印刷品質が高く、摩擦に強いというインクの特性があるため、コーティングも必要ありません。
インプレミアIS29は、私たちの事業を成長させる素晴らしい製品の一つであると感じています。