KP-コネクトの活用状況
22 台の印刷機の稼働状況を各拠点が共有
主要工場であるさいたま、豊中において、枚葉、輪転、デジタルあわせて計22 台の印刷機がKP-コネクトに接続されています。他にも刷版工程の進捗もKP-コネクトで管理されています。本社のある芝浦も含め、各拠点でパソコン1つあれば、今どの機械で何を印刷しているかまで確認できます。
現場発信の工場管理ツールとして重宝
従来のMIS では営業の受注情報ベースでの生産管理となるため、難しい部分が多かった。KP-コネクトはMIS の受注情報と連携した上で、現場の管理単位にあわせた情報で生産管理ができ、実績をMIS に返すことで原価管理までが一元化できます。
製造現場の声
タイムリーな稼働実績の取得が改善に寄与
従来、生産実績は週次、月次ともに日報からの入力や集計の手間のため、タイムラグが発生していました。現在はリアルタイムに稼働状況を確認でき、集計もタイムリーにできるため、日々の改善活動に役立っています。
刷版出力状況の共有で無駄な作業が減少
これまで刷版の出力状況は印刷工程ではなかなか把握できなかったが、現場にあるiPad やスケジューラで確認できるため、問い合わせによるロスや離れた工場に版を取りに行く動きも効率的になりました。
工務部門の声
情報の一元化で作業効率が向上
各部門間で情報が共有できておらず、担当者が電話や紙ベースでのやり取りに時間をとられていましたが、KP-コネクトにてMIS から現場の状況までの情報が一元化されたことで入力ミス、伝達ミスや無駄な確認のやり取りが減り、効率化されています。
シンプルで使いやすいスケジューラ
スケジューラーでの予定組操作はリアルタイムな実績を見ながらドラック&ドロップで簡単にでき、スケジューリング作業の効率も上がっています。
KP-コネクトへ今後の期待
営業から工務への問い合わせ削減に期待
クラウドにて受注案件の各工程の進捗状況が見られる機能には期待をしています。外出先でも営業が進捗確認ができることで問い合わせが一気に減ることを期待しています。
全工程管理による効率向上に取り組みたい
現状は刷版と印刷の工程で運用していますが、今後は加工工程まで含めて全体に展開していくことで、更に効率をあげていきたいと考えています。